福井新聞
ふくいしんぶん
2014年印刷
通常版
2014(平成26)年に福井新聞より頂いた資料によると、現在の題字が使われ始めたのは1999(平成11年)年とのこと。創刊百年目を迎えたこの年、それまでの題字を一部手直ししたそうです。具体的には、題号を少し細め、地紋に散りばめられていた繭を外し横線だけにしたとのこと。
福井新聞の題字は、1899(明治32)年の創刊以来、何度か変更が行われてきたそうです。題号の書体は当初、行書でしたが、楷書、隷書と移り変わってきました。字体や字形も「福」「新」がたびたび変更されてきたそうです。地紋は、無地の時代が14年ほど続いたあと、日本地図が描かれ、絹糸と繭に変わり、そして現在の横線へと変遷してきました。